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Kawasaki |
Z1000 R2 |
総合評価 : 95 点 |
年 式 |
1983 年 |
走行距離 |
不明 |
燃 費 |
街乗り |
12 km/リッター |
ツーリング |
15 km/リッター |
長所 |
- 重量は重いが、アップハンのため取り回しもいいし、走り出すと意外と軽い!
- タイヤが細いためか、倒しこみは非常に軽い。いまどきの太いタイヤのバイクしか載ったことのない人は機会があればぜひ乗ってみてほしい。19インチも気になりません。
- 中低速コーナリング時のハンドル特性はニュートラルな感じ。つまり扱いやすい。
- ノーマルブレーキでも前後ともおとなしく良く効く。特に100km/h以下の場合はまったく問題なし。
- 中低速の峠なら最近のマシンとも十分勝負になる!(走行ラインは他車とだいぶ異なりますが)
- 純正あんこ抜き?のため、他のZ系よりは足つき性が良い。(ただし、シート幅があるため、今時のバイクのようには届かない。自分は178cmあるので問題なかった)
- 作りが簡単なので、素人でも結構いじれる。メンテナンス性も良い。
- 旧車なので、早く走れるようになるとかっこいいし、目立つ。
- 客観的な意見ではないのですが、Z系マシンの独特の風格のようなものが感じられる。
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短所 |
- フルバンクさせるとステップ、マフラー、ジェネレータカバーなどをすぐ擦ってしまう。(それがかっこいいという事もある)
- サイドカバー、タンクなどの外装品が簡単に外せるため、盗難に遭いやすい。サイドカバーにいたっては3秒で盗める。(タイラップ等でとめれば問題ないが)
- 足回りはやや弱いので、高速コーナーは苦手。コーナーリング中のギャップ等にも弱い。
- 年式の割には値段が高い。(プレミアとかの発想はバイクには持ち込まないで欲しい)
- 当時のKERKERメガホンは作りが悪い。エンジン本来の性能を生かせていないような気がする。
- エンジン各所からのオイル漏れ。(旧車はあたりまえか)
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故障,トラブル |
- ジェネレータが3年間で2回焼きついた。
- クラッチが重かったが、そんなもんかと3年間使用していたが、クラッチワイヤー内部が錆びていた。(交換後は非常に軽くなった)
- メータの走行距離が動かなくなった。(内部のプラスティック製ギヤが磨耗していた)
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その他 |
自分が購入したバイクは程度があまり良くなかったため、はじめは費用がかかったが、それ以外は心配していた旧車ならではのトラブルは意外と少なく、6年間で上記のトラブルしか発生しなかった。
自分は元走り屋小僧だったが、兄のZ1-Rをみて旧車好きになってしまった。それまで載っていたNSRやZXRを売却して、限定解除を取った。Z1000Rに乗ってからは走り屋はやめようと思っていたが、このバイクが意外と峠でイケルので走り屋をやめられなくなってしまった。今では「旧車で現行車に勝つ」なんていう病的な信念を貫き通そうとしている。
Z1000Rに乗ったことで、それまでバイクまかせでコーナリングしていたことに気が付いた。Z1000Rのおかげでいい走り方に変えることができたと思う。
旧車に一度も乗ったことのない人は一度乗ってみて、自分の走りを見直してみてはいかがでしょうか? |