南雲 鉄雄 |
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Kawasaki |
H2SX SE |
総合評価 : 85 点 |
年 式 |
2018 年 |
走行距離 |
10,000 km |
燃 費 |
街乗り |
16〜18 km/リッター |
ツーリング |
20〜22 km/リッター |
長所 |
報告者は身長180cm 体重90kgです。また、ZZR1200からの乗り換えです。
長年ピンと来るバイクが無く(13年間)、ZZR1200がツアラー最高と思ってた矢先にこいつがミラノショーで発表され、「これだ!!」と値段も、国内発売されるのかも不明なまま販売店に予約(一番でしたw)
- H2(が好きな人ならば)に近いデザインでタンデム出来、パニアが取り付けられ、積載性が良好。
- 8000回転からのスーパーチャージャーが効いた加速はH2程ではなくとも脳みそが置いていかれそう。
- カワサキの電子制御技術をとりあえず全部入れときました的な豪華さ。
- カタログスペックよりも足つきが断然良い(ZX-14Rより良い)
- Ninja1000程ではないが楽チンな乗車姿勢。ZZR系統のヨーロピアンツアラーが好きな方は納得出来る姿勢です。
- 後部座席にも荷物を積みやすく、キャンプツーも楽チン。(女の子とタンデムしたいw)
- 見た目はでかいが、乗っていると400cc以下のバイクに乗っているかのような軽快さ(メーカーもここはかなり意識したと言ってました)
- 中低速の分厚いトルクで(1500回転〜8000回転以下)
街中はもちろん、峠でも楽々(流す程度なら)
- だが8000回転からのスーパーチャージャーのロケットの様な加給音(ヒュオォーン!!)とスロットルを戻した時のブロー音(プシャー!!)スーパーチャージャーでしか聞けない唯一無二の音です。
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短所 |
- ZZR1200程ではないが、取り回しはそれなりに重い。(ZZR1200より重心は低いので楽ではある)
- ハンドル切れ角がやや狭い、幅広のミラーもあり、思っているより転回にスペースが要る。
- 防風性がツアラートしては今いち、特に風が舞うらしく、最初は今日は横風が酷いのかと勘違いする程、速度UPに応じて体が横揺れする。
- ツアラーにしてはタンクがやや小さい(タンク容量が少ない)
- 総合的に大陸間ツアラーではないですね。言うならばスプリントツアラーって感じです。
でも、日本国内程度なら楽チン。
- 長所の「排気音が意外に静か。」と相反する様ですが、エンジン音の方がガシャガシャと煩い(上質さの欠片も無い、ベアリングの壊れたモーターの様です)
ただし、4000回点以上になると驚くほどスムーズ。
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故障,トラブル |
カワサキ初期型のくせに気が抜けるほどなし。
ただし、メインスタンドに関するリコール(2018年時点)が出てますので要確認。
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その他 |
この装備に+して
- 1. タンク容量のUP(+3L)
- 2. 防風の向上
- 3. フルパニア化(トップケースの追加)
- 4. 1400GTRのドライブシャフトの採用
- 5. 電子制御サスペンションの採用
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があれば個人的にはほぼ完璧な理想のツアラーと思ってていた矢先にH2SX SE+の発表(2018年)。
攻めてるなカワサキ!!
スーパーチャージャーを味わいたいなら買って損は無いと思います。
意外にちゃんとツアラーしてます。
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