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我ら素人ライダーのインプレッション

まあこ
Kawasaki GPZ900R
総合評価 : 95点
年 式 1991 年
走行距離 99,820 km
燃 費 街乗り 12 km/リッター
ツーリング 16 km/リッター
長所
  • 単独で走る分には、音、振動、体感速度では気持ちいいバイク。
  • 低回転はスカスカだが、上が気持ちよく回るので、体感的に速く感じてしまう。
  • 掃除、整備はしやすいので、愛着がわきやすい。
  • 直進性と旋回性のバランスが絶妙。ZZR1100では直進性が強すぎて峠道ではGPZ900の方が早いのではと感じる。
  • 高速道を使う長距離ツーリングでは、カウルが立ってるせいで、身を伏せなくてもかなりの高速巡航が可能です。(ZZR1100ではカウルが低すぎる)
  • ノーマルの排気音が超いい。(ヒュルヒュル音と低音の排気音が絶妙)
    但し、純正マフラーでも KHI098表示の16インチ車装着のマフラーに限る。KHI262はあかん。
短所
  • ノーマルタイヤの選択幅が全くない(150-70ZR18)
  • とにかく熱い。その後、ZZR1100、ムルティーストラーダにも乗ったが、圧倒的に熱い。
  • 低回転域はスカスカなので、街乗りには不向き。
  • フレームは弱い。超高速走行の際、レーンチェンジしただけで車体が不安定。
  • 改造のセンスが悪い奴が多すぎる。頭の悪い奴も多い(威圧系、爆音系、ミーハー系)
  • 完全ノーマルで綺麗に乗ってる人が皆無。
  • ガレージで暖気させてるだけでも、目が痛くなる。(当然排ガス規制にかかる)
故障,トラブル
  • ヘッドカバーからの油漏れ。だいたい20,000q毎か?
  • 30,000q毎で、フロントフォークからの油洩れ。
  • 40,000qごとの燃料コックからのガソリン漏れ。
  • 80,000qで、リヤショックックが抜けて、交換。
  • 燃料があるにも関わらず、時々ガス欠症状で止まる。しばらくすると復活。
  • 雨天野ざらしで止めると、カムチェーンが左側にある為、水が溜まり、1番シリンダーが死ぬ時がある。
  • 以前、ミシュランA59X,M59Xを装着した際、相性が最悪。初期のラジアルはとにかく接地感もなく、多少のギャップでもはねる。しかもハンドルがぶれる。
その他
水冷のくせに、ユーザーメンテはしやすいので、愛着がわく。結果的に100,000q、新車納車後24年間も飽きもせずに乗れた。

徐々に、純正部品が欠品になってる。特にカワサキ車は古い車輛の現役での稼働率が、他メーカーと比較して高いので、メーカーも真剣に考えるべきであると思う。

古い車輛が現役でしかも高い稼働率で現存してるのは、製品力、耐久性の証明なので、メーカーもそれに応えることは、自社の製品の宣伝力のUPになると思う。

やい、カワサキよ、なんでスクータなんか作るねん。たとえ排ガス規制で馬力のない250でも、ミッション車で若い人にバイクの魅力を訴えているのは、日本で唯一カワサキだけだったのにユーザーを裏切るな。

絶対にスクータなんかつくるな。OEMもあかん。しばくぞ。
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