ヨッシー |
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HONDA |
NC700X |
総合評価 : 98 点 |
年 式 |
2012 年 |
走行距離 |
800 km |
燃 費 |
街乗り |
30 km/リッター ? |
ツーリング |
37 km/リッター |
長所 |
- 何と言っても低価格と低燃費につきます。
- 700cc(実際は669cc)という大型・ミドルバイクでありながら65万円を切る安さは驚きです。
- 燃費も今まで高速と一般道をそれぞれ400キロほど走りましたが、共に軽く35km/L以上でした。
まだ慣らし中と言うことも有り、あまり回転を上げない走りをしたからかもしれませんが、この車格では驚異の燃費と言えるでしょう。
- ガソリンタンクをシート下に持って来た効果・恩恵はかなり大きいと思います。
- バイクの重心が低くなり、ガソリン満タン時でも重さは変わらない。
- そのために旋回性が軽いし、それ以上に取り回しが楽なのは助かる。
- 普通のバイクのタンク部分が荷物収納部となり、普段のちょっとした買い物の荷物がすぐに入れられるのはありがたい。
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短所 |
今のところ特にありませんが、気になる点を何点か・・・。
- いわゆるタンク部分を開ける時、ロックを解除するのにわざわざエンジンキーを外さないといけないのが面倒だ。
でも、スペアキーを使う事で解決するらしい。
- リアシート下に給油口があるので、キャンプやツーリング時にそこに荷物を載せる人は給油時に不便だろう。
なので私はリアキャリアを注文している。
- ホンダのバイクにしてはエンジンメカノイズが大きい、と言うかガサツだ。
- 純正のミニスクリーンは、私にとってはあまり効果を感じなかった(身長180)。
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故障,トラブル |
今のところありません。 |
その他 |
NC700Xはホンダが今までのバイクの常識・固定観念である「バイクはパワーだ、加速だ、早さだ」を覆す「低価格・低燃費」路線の第一弾。
考えてみればバブル崩壊後にこういう路線への転換をすべきだったんだと思うが、それが出来なかったことが結局はバイク離れを加速させてしまったのかなと思ってます。
車がバブル崩壊後に、それまでとってきたスポーツ・パワー重視、つまり他人より早く走る、言い換えれば「競争に勝つ」車から「地球」「友達・家族」と言った「環境や人に優しい」クルマ作りにシフトしたことが売り上げを大きく減らさずに済んだ原因でしょう。
このNC700系が日本のバイク産業に一筋の光明をさすことを確信しています。
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