マイナー車好き |
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HONDA |
CX-EURO 400cc |
総合評価 : 95 点 |
年 式 |
1983 年 |
走行距離 |
36,000 km |
燃 費 |
街乗り |
15〜16 km/リッター |
ツーリング |
16〜17 km/リッター |
長所 |
- 400としては素敵な鼓動感と排気音。
アイドリングで左右にプルプル震える姿が愛おしい。
- わずか数年で消えた、国産車屈指の奇妙なエンジン。
縦置きVツイン、OHV、シャフトドライブ…マニアにはたまらん。
ちなみに、あのCXターボの廉価版?みたいな存在らしい。(後姿はほぼ一緒)
- でかい車体で安定感があり、鼓動感を感じつつのんびり田舎道を流すと気持ちいい!
タンク容量も19リッターでGL400/500系列としては最大級。
- 縦置きVツインの癖、シャフトドライブの癖はあるけどBMWやモトグッチに比べればカワイイもの。むしろ適度な個性です。
- ポジションが楽。ふかふかシートと相まってロングツーリングが快適。
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短所 |
- おっそい!!初期型エストレヤのほうがよほど瞬発力も伸びもある。
あの巨体に40馬力?じゃなあ…
- でかすぎる。身長170cmでつま先立ち。
車体も重い、まじで今時のリッターバイクより重く感じる。
- 燃費がイマイチ…。
ホンダって昔から高燃費のイメージがあったけど、この系列に関してはそうでもない。
- 純正部品の供給はほぼ無し。あっても価格が3倍以上に。
その点スズキさんは偉いよね。
- シートを外すのにいちいちサイドカバーを外し、ボルト2本を外し…当時のCB750Fあたりもそうだけど、いちいち面倒。(工具入れはテールカウルにある)
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故障,トラブル |
- 燃料系/水温計の不調はCX−EUROの持病らしい。
さんざん悩まされた末ネットで原因と対策を知り、メーター内の7Vレギュレターを自作して解決。ありがとう!
- ヘッドライト内部の反射板がしおしおになっており、前方を照らしてくれなかった。
中古品交換にて解決。
他は特になし。部品は出ないが基本的に丈夫な車両みたい。
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その他 |
低回転での鼓動感が気持ちいいバイクだが、本当はすごく高回転型のスポーツエンジンで回さないとマトモに走らない。
この辺を勘違いして、元々遅いバイクを余計に遅く感じさせ、評価がイマイチ上がらなかったのかもしれない。
そこを理解していれば、ロングツーリングも快適にこなせる。
いつかはモトグッチ・ブレヴァ750が欲しいとは思うが、それまではツーリングの相棒として活躍してもらいます!
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