雪柳健一郎 |
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HONDA |
フォルツァ (249cc) |
総合評価 : 51 点 |
年 式 |
2000 年 |
走行距離 |
20,000 km |
燃 費 |
街乗り |
20 km/リッター 以上 |
ツーリング |
30 km/リッター 以上 |
長所 |
- 都心で買い物するのに最適なサイズ、駐車場で順番待ちすることなく素早く用事を足せるので四輪に乗る機会が減ってしまうぐらい便利な乗り物。
- 高速道路使用が6割程ですが直進安定性は高く雨の日でも乱れる事無く安心できる、しかしタイヤの容量がもう少し高ければもっといいかな〜。
- 昔乗っていたフリーウェイだと高速道路の轍でフロントが突き上げたりフレームが踊ってまともに走れなかったがフォルツァでは良くサスが機能している感じがします。
- ウィンドシールドは高速で良く効いている気がする感じがする、台風の日に風圧でヘルメットが真上に吸い上げられそうになったから間違いない。きっとショートシールドに取り替えたら砂や埃がヘルメットに直撃しそうだね。
- 夏場はメットのスクリーン上げて走る事が多いから虫や小石の顔面直撃回避ができて良いと思うのだけど、なぜかみんなショートに替えたがるんだよね。
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短所 |
- 高速道路で直進中は問題無いのですが、首都高クラスのコーナーではねじり剛性が不足しているのでタイヤが外に逃げる傾向があります。慣れるまで怖いですが乗り方を覚えれば高速での切り返しも素早くこなせるし都内最速の買い物の足となります。
- 高速で一番問題になるのがトラックの轍と橋桁のジョイント部分…特にベイブリッチの橋桁は堀が深くて長く隙間から下の海が見えるほど空いています。自転車のタイヤなら間違いなくすっぽり嵌るんじゃないかな…渋滞してると足元に海が見えますが高所恐怖症なので眩暈がするほど怖い場所ですが…フォルツァの13インチ程度のタイヤだと間違いなくもっていかれます。
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故障,トラブル |
ホンダのリコール対策はバイクとしては早く確実に連絡が届き安心して所有できます。
どんな細かな部分でも隠さず伝える事って大事です。
以前乗っていたマジェは最低でした、真夏にオーバーヒートが頻発し修理に出したところ、『う〜ん2年前にリコール部品でてるね』だって。まったく連絡も無く放置されてたって激怒を通り越して訴訟物ですよ。恋人に『実は2年前から他の好きな人と付き合っていたんだ』って白状させた気分です。其の時からヤマハってメーカーはユーザーを舐め切っているって僕の中で認定されました。四輪で言えば三菱クラスのいい加減さに即売却しました。 |
その他 |
何処のメーカーのスクーターにも共通して言えるのは、シート下トランクはかなりの高温になるので生鮮食品や冷凍食品の運搬には適さないって事。
これは日常的にスーパーに買出しに行く僕にとって重大な問題で解決策はトップボックス装着しかないのが現状です。
確実で丈夫な取り付け方法として、アルミダイキャストのリヤスボイラーって便利な台座の利用なんですが、最近の傾向として此処に背もたれが装備される事が多く、トップボックスの取り付けが困難になっています。
一応ボディに穴開けてキャリア取付けて、って事が可能ですが、一度の買い物で2〜30キロ程詰め込むので強度的に不安が残ります。
現状では電子レンジや石油ストーブ、小型冷蔵庫もトップボックスの上にくくりつけて運んだ事もありますがフォルツァ君は頑張りました、びくともしていませんでした。アルミダイキャストの手摺一体式台座ってかなり丈夫だし実用車には必須なんだけど何故か新型では廃止されてるし、スカブー650で躊躇しているのがこの部分なのでメーカーのデザイナーさんに考え直して欲しい点です。
二輪車の高速料金は四輪普通車と同じだけど高過ぎるよね。
二人乗りで半額ってのが妥当なところだけど現状の一人乗りのみのままなら1/4位
にして貰わないと…ハイウェイカード買う度にため息が出るよ。 |