D |
 |
HONDA |
スペイシー 125 |
総合評価 : 80 点 |
年 式 |
1997 年 |
走行距離 |
44,000 km |
燃 費 |
街乗り |
35 km/リッター |
ツーリング |
40 km/リッター |
長所 |
- 排気量が125ccなので一般道では交通の流れと同等か、それ以上で走ることができる。
- 信頼性が高く燃費の良いエンジン。
4万km以上走った現在でもエンジン本体のトラブルは皆無で、燃費は交通の流れに乗った市街地走行で平均35km/リットル。
- 明るいヘッドライト。
ライトがハンドルではなく車体側についているので、ライト本体が大きく照射範囲が広い。
- 使い勝手の良い車体。
250ccのスクーターほど大きくないので取り回しがしやすく、二人乗りも十分できる。
|
短所 |
- 乗り心地。
サスペンションストロークが短く10インチのタイヤなのである程度は仕方ないが、舗装された路面でもシートから腰が離れるほど突き上げられることが頻繁にある。(当方の体重は70kgで流れに乗って走った場合)
- シート下のメットインスペース。
ガソリンタンクがメットイン後方にあるため、ジェット型やフルフェイス型のヘルメットを入れると他には何も入らない。
- ・ガソリンタンクの容量。
上記の理由によりタンクの容量が6.5リットルと他の二種スクーターと比べて1.5から2リットル少ない。
前回のフルモデルチェンジのときなぜホンダのリ−ドと同じようにフロアーボードの下にタンクを配置できなかったのか残念である。
- トルクセンサー。
トルクセンサーの働きが鈍くアクセルを大きく開けてもシフトダウンしない、結果40から60kmの加速が鈍い。駆動系の整備はしているので故障ではない。
(トルクセンサーとは加速するためアクセルを大きく開けたときエンジンパワーの増大を機械的に読み取り車速に関係なく強制的にシフトダウンさせる機構のこ と)
|
故障,トラブル |
- 2万8千km時、ドリブンプーリー内部のベアリング磨耗によりドリブンフェースごと交換(5千円)(ベアリング屋に聞いてみてもフェース内のニードルベアリングは単品で注文できず)。
- 3万km時、前後輪サスペンションユニットヘタリにより交換。(1万5千円)
- 3万7千km時、マフラー内部のパイプの溶接が外れマフラー交換(ノーマルマフ ラーパーツ代2万円)。
|
その他 |
長所の欄で4万km以上走ってもエンジンはノートラブルと述べたが、これは整備をせず乗りっぱなしでという事ではなく頻繁にメンテナンスを行った結果であることに注意していただきたい。
もっとも、取扱説明書に記載のある項目について行えば十分である。 |