テツ |
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HONDA |
スーパーカブ110 |
総合評価 : 100 点 |
年 式 |
2009年 |
走行距離 |
650 km |
燃 費 |
街乗り |
58〜60 km/リッター |
ツーリング |
62〜63 km/リッター |
長所 |
- FI搭載のおかげで始動性は抜群です。セル一発でかかるし、キックでも最後の所で軽く力を入れるだけで簡単にE/gがかかります。
- 新採用の110ccE/gと四速ミッションで先代のカブ90より動力性能はかなり上がっているとおもいます。回転が結構抑えられているので結構快適に流せます。一昔前の2st100ccスクーターやリード110位なら加速の伸びと最高速で置き去りにできます。
- 燃費はさすがにいいです。ただでさえ燃費のいいカブ系のE/gにFI搭載なので意識して運転しなくても普通にリッター60kmいきます。因みに燃料計のEの位置で入れると大体3リットル位入ります。タンクが4.3リットルなんで、航続距離は大体200kmです。
- ハンドルロックが集中キーでできるようになり、ウィンカーも左に移ってプッシュキャンセル式になっているので普通のバイクから乗り変えても違和感なく操作できると思います。
- ブレーキは前後ドラムですが、普通の走行なら特に不足は感じないです。
- リヤの大型キャリアは荷物を積むのに便利です。自分はここにGIVIのボックスをつけてます。それとオプションの前カゴをあわせればかなりの荷物をつめます。
- ヘッドライトもマルチリフレクターになって、大径化したおかげか、夜道でも問題なく照らしてくれます。
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短所 |
- カブ全般に言えることだけどロータリー式ミッションは慣れるまで操作が難しいです。シフトダウンの時アクセルを少しあおらないとロックしそうになったり、何回か四速発進しそうになったりしました。
- 全体的にプラスチックが多くなったので、結構質感が安っぽく感じるし、
爪が多いので外装をとるのが面倒になった。(実際書類入れのカバーが外れにくかったので無理やり取ったらの爪を一箇所折りかけた)
- 出だしから20km位までが結構遅いので発進時は原付に置いていかれる。その後は抜き返せますが。
- ギア比が高速重視のなったせいなのか、知り合いのカブ90に比べると10〜40km位までのトルクが薄く感じる。そのせいかすり抜けなどの低速運転でイマイチ瞬発力不足を感じる。
- 相変わらずヘルメットホルダーが使いにくい。リングが通しにくいうえ、マフラーの真上にあるので、ヘルメットがマフラーにあたり、熱い時は溶ける恐れがある。
- シートが硬いので1時間も座ると尻が痛い。
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故障、トラブル |
まだ特になし。
ただ自分の不注意で右サイドカバーを外すとき、爪を一つ曲げてしまった。 |
その他 |
元々カブ90でも足バイクとしての完成度は高かったですが、新型になって、色々な弱点を克服して、かなり魅力的なバイクになったと思います。
自分もこのバイクの発売を知って即予約をして衝動買いしてしまいました。
動力性能も上がったので足だけでなくツーリングでも結構使えると思います。
性能の割には値段も結構押さえらているので、手軽な相棒として活躍してくれそうです。
因みに購入金額は総額25万で下取り車が3万だったので、計22万でした(2009年7月)。 |