kk |
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HONDA |
CUB 100 |
総合評価 : 85 点 |
年 式 |
不明 |
走行距離 |
60,000 km |
燃 費 |
街乗り |
30 km/リッター |
ツーリング |
35 km/リッター |
長所 |
- タイマニュファクチュアリングホンダ製の100%輸入車だけど、当時はホンダのカタログに載っていた。だからパーツ入手も安心。
- とにかくでかいダブルシート。現地ではこれに家族5人乗りをしているというのは信じられる。座面は広くクッションも適度で乗り心地はよい。
- 回転がよく伸びるエンジン。4速ミッションでメーター90km/hは出る。信号加速で置いていかれる100cc国産スクータ軍団を、高速域で楽々抜く快感。
- 燃費はよい。本当によい。ブン回しても30km/lを下回ることなし。郊外で30km/hツーリングだと50km/lになる。
- 意外にハンドリングマシン。前サスのテレスコピックは秀逸。タイヤは標準(2.25!)より2サイズ太いの(2.75)を履くとすばらしくよい。つづら折りの峠の下りで抜いたリッターバイクは本当に悔しそうで大笑い。
- リヤはスプリングプリロードが走行中でもライダーが調節可能な優れもの(笑い)。でもダンパーは全然ダメよ。
- 積載性よし。フロントキャリアがあんなに役に立つとは思ってなかった。ハンドル下にはコンビニフックが左右に2つ。リヤはタンデム部分とさらにその後ろにリヤキャリア。サイド振り分けバックも使える。コードフックがかかるところ無数。工夫すれば一人暮らしの夜逃げくらいはできそうだ。
- 簡単パンク修理。チェ−ンもチェーンカバーもそのままで後輪がガバッと外れるビックリ構造に日本人の知恵を見た。
- 自動遠心クラッチの秀逸。2人乗りでも簡単加速。
- ツーリング先の郊外でパンクしても、町の自転車屋さんでパンク修理をひきうけてくれる。それも安いので助かる。スーパーカブは偉大です。
- セル便利。バッテリーは50ccスクータと同じでとても安い。
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短所 |
- ガスタンクが満タン3.5L。燃費のよさでもカバーできない航続距離。
- 給油口がシート下。タンデム部分に荷物満載だと下ろさないと給油できなくて面倒。
- オイル消費が走行距離とともにどんどん多くなる。3000kmごとに交換するが、量は減り真っ黒でサラサラオイル。ブン回すからか。
- なぜ標準タイヤが2.25幅なのか。車重に対して細すぎる。しばらくこのサイズを履き続けていたが、操縦性は悪いは、パンクしやすいはで辟易した。
ちなみに2.75にした後は、2人乗りが多くなったがそれでもパンクしなくなった。
- タンデムステップがスイングアーム付けで残念。フレーム付けであって欲しかった。タンデムライダーの疲労が全然ちがう。これだけがタンデムライダーの不満。
- チェーンの延びがはやくて、のちに交換は自分でやるようになった。チェーン代が維持費の大半を占めてしまう。
- センタースタンドは構造と材料が悪く、使ってるうちに曲がってしまい、簡単にコーナーで接地して怖いので、とっぱらった。それでバンクが楽しくなりワインディング得意なバイクになるのだからおもしろいけど。
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故障,トラブル |
とにかくパンク。2.25タイヤのときはこればっかり。
何が何でも2.75を履きましょ。 |
その他 |
- 乗っているうちに好きになるバイク。
- タイやインドネシアに行ったとき、このカブ100がたくさん走ってて、というかこれしか走ってなくて、私は何か鼻高々になりました。
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