TSUSAKA |
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HONDA |
BENLY50S(49cc) |
総合評価 : 90 点 |
年 式 |
1999 年 |
走行距離 |
1,000 km |
燃 費 |
街乗り |
60 km/リッター |
ツーリング |
60 km/リッター |
長所 |
- 黒のシート・銀のタンク・赤のフレームは、実働車の多い原付BENLYの中で、軽快さと、日常性があいまって、一番女性に受け入れられるルックスと思われる。
- 燃費はさすがの60キロ/L。(仕様では120キロ/Lとある)
- ロータリー式ギアチェンジなので、赤信号止めが楽。(4速からニュートラルへ一発で入る)
- 姿勢が自然で、疲れない。(身長161センチ)
- 原付だが、古典的に、良くも悪くも『バイク』だと思えるので、二輪練習場(メーカー主催のスクール等)へ持ち込んで、1300ccや750ccと並んでも、恥ずかしくない。
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短所 |
- 積載スペック無し。ツーリングには、荷物をタンクバッグとヒップバッグとデイバッグ(ヒップバッグの上に載せられると、肩が幾分楽)に分ける覚悟が必要。
- 仕様ではタンク容量は6リッターとあるが、リバースにして、最初のガソリンスタンドで給油してもらうと、いつも4リッターしか入らない。少しくやしい。
- ロータリー式ギアチェンジなので、リターン式小型二輪免許・自動二輪免許の練習には苦労する。
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故障、トラブル |
キック式始動は、夏でもかかりづらい。購入当初で、操作が未熟な夏に、国道の真中でエンストした時、ガス欠か、チョークか、判断できず、大汗をかいた。(リバースの上にチョークを回して難を逃れたが、結局、チョークだった) |
その他 |
初心者は、まず左手のクラッチ操作で苦労する。車の免許をマニュアルで取ったにもかかわらず(取ったためか)、左足はすぐに覚えたのに、左手の覚えが遅く、雑に操作してしまい、エンストと、チェンジ揺れの『ハンクラ』克服に、ひと月半かかった。(45才女)
さすがに都心部からの出入りに原付は苦労するだろうが、一般に郊外を拠点としている単車愛好家には、最寄の駅まででも、そのまま通勤の足にでも、使いやすいと思う。
また、原付でツーリングする人は少ないかもしれないが、フェリーで大阪から別府に渡り、別府からやまなみハイウェイを走りたい!という二輪初心者(私)には、高速道路走行は不要なため、市街地をこまめに抜けていく原付が、大阪南港までや、別府市内を快走できると思われた。 |