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我ら素人ライダーのインプレッション / CBR929RR

momo
HONDA CBR929RR
総合評価 : 80 点
年 式 2000 年
走行距離 44,000 km
燃 費 街乗り 12 km/リッター
ツーリング − km/リッター
長所
  • 比較的軽い車体に有り余るパワー、ホンダなので目線通り切れ込むほど曲がり、路面に張り付くような感触、コーナーリング中の危険察知から進路変更も楽々。
  • 最近のSSのように雨の日に水蒸気発生装置にならないで済む。
  • 夏は熱いものの、始動性は良すぎる程なので、信号停止ごとにエンジンを止めてエコ運転も可能。
  • ホンダなので、オイル漏れ、冷却水漏れ、電装系トラブルは無い
  • オークションでバラで買って組み立てると、10万円程度で組み上がるので、峠仕様、エクストリームなど、壊れるのが前提の使い方なら安くつく。
短所
  • ピポットレスで、エンジンにスイングアームが付いているため「エンジンを降ろす」作業は不可能で、エンジン単体になるまで全ての部品を外し、ようやく作業開始となる。(逆にフレームなど上半分が外せるため、フレーム交換が楽)
  • さすがに古い車体なので1000RRには遠く及ばず、ドンツキ有りと言われる16ビット制御のインジェクション、軽く回らないホンダらしくないエンジン、ツアラー寄りの楽過ぎる乗車姿勢など、一般のショップで50万円出して買うなら、後10〜20万円少々足して1000を買ったほうが遥かに幸せになれる。
  • スライダーのせいか、立ちゴケ、転倒があるとジェネレータカバー粉砕、オイルが漏れてそこで走行不能になる
  • オークションの出品が、数ヶ月に1回なので、壊れそうな部品もストックしておくのが難しい。
故障、トラブル
車体のせいではないものの、古い車両なので消耗品の交換や修理ばかりしている印象がある。
燃料ポンプコネクタと、転倒センサか何かを誤接続できるので注意。
その他
フロントサスは、ホイール、ディスク、ハンドルなどそのままでCBR1000RR04〜07の物が取り付け可能、ラジアルキャリパーも中古が3000円程度で入手可能なので、フロントをオーバーホールするより安く、最近のSS気分が味わえる。
(組み上がってから、純正品を「オーバーホール前提」でオークションで売ると、多分お釣りが来る)

04〜07用サスは全長が1cm短くなる、08用は短すぎて不可。キャリパー用スペーサに外径22内径10厚さ10ミリの物が必要(オークションで4個1000円程度)

直径330ミリのディスクはキャリパー着脱がギリギリなので、売り払って1000RR用の310ミリか後期型320ミリのディスクにした方がお得。

ラジアルポンプは、ハンドルを1000RR用にしないと接触して取り付け不可

無改造でYTX12までのバッテリーが入るので、高価で小さすぎる10Sのバッテリーにする必要は無い。

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