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事故を起こさないコツ


還暦ライダー

22歳で免許を取って以来,数多くの原付,自動二輪,四輪に乗ってきました。軽い転倒事故,接触事故は何度かありますが,何とか公道で40年間生き延びてきました。バイクは本当に楽しいです。

皆さんも言われるように,公道では何が起こってもおかしくないです。
剥き身のバイクは,万一の時は大変なことになります。決して事故を起こさないことが大事です。

長い経験からですが,バイクを公道で安全に走らせるコツは二つあると思います。

1.どんな状況になっても,スピードは出ていない方が対処しやすい。

真っ暗なトンネルや,カーブの向こう側に石ころ,穴ぼこ,凍結,駐車車両があっても,自車のスピードさえ控えめであれば,余裕を持って,対処できます。
煽られたら,早めに先に行かせます。

2.常に他の四輪車を「盾」にして走る。

対向車の急な右折,左右のわき道からの飛び出しなど,「避けられない」と言われますが,それは違います。不注意な四輪車は,どこにでもいると思い,同じ方向に行く四輪を「盾」にして走ることが大事です。
自分が単独で先頭になるのは(気分はいいですが)自殺行為です。

右折車のいる交差点,わき道のある道路では,あらかじめスピードを落として,後続車を先に行かせます。

「盾」が不要になり,ネズミ捕りの心配のない状況になったら,一気に抜き去ればよいですが,おとなしい四輪や軽とつるんで,まったり走るのも,またよいものです。

バイクの楽しみは「自由さ」にあります。

四輪という序列に入らす,後ろにガラの悪そうな四輪がいたら信号待ちで前に出て,好きな場所に入れてもらったり,細い路地にトコトコ入って行って,そこの地域の生活を味わうこともできます。

もちろんその気になれば,ポルシェでもGT-Rでも一瞬にしてバックミラーから消すこともできます。

でも,この素晴らしい自由さを持ち続けるためには,徹底して「自分を守る」努力が重要だということです。

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