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岐阜県恵那郡明智町 「日本大正村」 (1)
岐阜県明智町の日本大正村は,恵那市の少し南の山間部にある小さな町です。私の住む三河からは国道419号を北上し、これが突き当たったところで右折すると国道363号となり、一旦瑞浪(みずなみ)市に入ります。その先10km余り、363号沿いに大正村が現れます。他の地域からですと、中央道を恵那I.Cで降り、257号を南下、岩村町(ここも「女城主の里」「農村景観日本一の町」として有名です)で363号に入り西に3kmほどでしょうか。 今でこそ大正村で名の通った町となりましたが、元々は過疎化に悩む、これといった産業や観光もない町だったのですが、地元とその近隣では、あの「明智光秀」の出身地としては知られていたものです。 ただ不幸なことに歴史が彼を「謀反者」として扱ってきたため(下克上の世界では当然起こり得ること。地元ではそう思っています。常にマイナスイメージがあり、これを観光に結びつけることはできなかったようです。ただ第二次大戦において、何もないがゆえが幸いして戦火を逃れ、その後の復興期には不幸にして置き忘れられたがために古い建物がそこかしこに残っていたと言います。 実際に町内に点在する大正時代の建物はそうは多くないらしいのですが、見た目結構いっている、という建物はあり、それを「大正時代の・・・」と言われてしまえば「はぁ、そうか」と思わざるを得ないものは沢山あります。 実際のところ私が子供の頃に見ていた自分の住まいの周辺にも似たような雰囲気の建物はあったし、そういう意味では私たちより上の年代では「大正ロマン」がどうのというより、「懐かしいなぁ」というノスタルジーに浸れる場所ではあろうと思います。 「きっとこれはあとでそれらしく細工したものだな」と思える部分が幾つも見え隠れするのですが、明智町がそれなりに努力と工夫を重ねていることは偲ばれます。 ただ「風致地区」の指定を敷いてのような強力な行政指導や規制はできないらしく、「大正・・・」という古さを売り物にしている建物の隣に近代建築のスマートな店舗や住宅が並んでいるのにはどうしても違和感があり、先の投書のように古くからある町で、その老朽化した建物が順次自然に建て代わっていく経過がそこにあるだけと見ることもでき、そうした見方をすれば違和感は少なくなってきます。つまり古びた町の日常の中にたまたま自分がいるだけのような・・・。 悪口ばかりでは仕方ありませんね。ちょっとはセールスポイントをたどって見ます。 では、次のページへ! |
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