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日本一広い村の小さな温泉、『つるつる乃湯』
奈良県の約5分の1にあたる面積をしめる日本一広い『村』の十津川村は、1,000mを超す山々に囲まれ日本三大秘境の一つに数えられ、村内を走り抜ける唯一の大きな道といえるのが紀伊半島を縦断する国道168号線だけです。この十津川村には、鉄線橋では日本一の長さといわれる『谷瀬の吊り橋』があり、休日ともなると橋を渡る人の行列ができるほどの人気で、他にも温泉が多いことから多くのライダーも訪れています。 この十津川村の温泉の中の一つに『上湯温泉』があり、『神湯荘』の手前に寸志(300円)では入れる小さな『上湯温泉』がありました。 「ありました」という過去形には訳があり、2003年10月に3年ぶりに訪れると、『出谷温泉 公衆浴場 つるつる乃湯』(以下、つるつる乃湯)という共同浴場に変わっていたのです。右写真(2000年4月撮影)が以前の『上湯温泉』です。あまり知られていないからか、いつ訪れても空いているのと、渓流沿いにある温泉で気に入って20年近く前から時折訪れていたのですが、2002年4月から、新しく『つるつる乃湯』(N33°55′52″/E135°44′01″WGS84)として正式?にオープンしたそうです。以前は、寸志を入れる箱しかなかったのですが、今は地元の方が管理人として常駐しています。 右写真は現在(2003年10月)のもので、ログハウス風の建物で、綺麗に整備されています。私が初めて訪れたときは、男湯は屋根もない池みたいな湯船で、右上の女湯だけでした。その後、男湯も建物ができて整備された(それでも簡易的な建物だった)のですが、今度はしっかり窓もある普通の共同浴場?に変わりました。私が帰り際に訪れたライダーも、「あれ〜、建物が変わっている」と言っていたので、久しぶりに訪れた人には驚くほど変わっているのです。なお、前の方が云々というのはこの際どうでもいいことで、「わざわざ不便なこの場所に行くだけの価値があるのか?」と聞かれると、私は何もない場所にあるからこそ旅(ツーリング)の目的地に最適だと思ってます。 そして、山の中の素朴さを残したこの温泉、薄めているとはいえかけ流しのこのお湯ですから、素朴さと相まって私には何度でも訪れたい温泉になっています。では、どんな温泉なのかを次のページで紹介します。 DATA 2003年10月
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