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出雲の「割子そば」と「かまあげそば」

TO.

今回、島根県へ『割子そば』を食べに行ってしまいました。「割子そば」だったら、近所のそば屋でも食べられるのに、友人から「島根県松江市に石臼(いしうす)でひいたおいしい蕎麦を見つけた」と聞いたものですから、「本場に行かないと!」と理由を付けて久しぶりに出雲地方の『割子そば』を食べに行ってしまいました。

私が訪れたのは、島根県松江市で、島根県庁と松江城の近くにある『一色庵』というお店です。このお店は、少し変わっており、のれんをくぐると昔に家によくある土間みたいなところに4人掛けのテーブルが2つあり、靴を脱いで座敷(さながら普通の家の普通の居間みたいな感じ)に上がるようになっています。このお店は、そば粉を石臼でひいくとこだわりを持っているように、麺にもこだわりをもっていて、『げんたんそば』と『オリジナル』の2種類があるそうです。

その一つの『げんたんそば』は、その時漢字を聞き忘れたのですが、「地元のそば粉です」と聞いていたので、調べてみると『松江市』と『JAくにびき』が地域の特産品にと転作(減反とも言います)作物として作付けした「玄丹そば」が正式な名前のようです。なお、地元産だけに流通量が少なく、通年あるというものでもないそうです。もう一つが『オリジナル』で、信州産と北海道産のブレンドしたものだそうです。

注文を聞きに来て、最初に出されたのは、『そば湯』でした。最初にお茶がでてきて、最後にそば湯ならよくありますが、最初にそば湯がでてきたのは初めてです。

では、上の写真の『三味割子』ですが、手前の3枚そばと卵の黄身、薬味(大根おろし、海苔、ネギ、削り節)、卵白の入ったそば湯のセットで750円でした。そばは、手前左が山芋の入ったもの、手前右が何も乗っていないもの、そして奥の薬味の横が山菜の入ったものです。食べ方は、「ご自分の好きなよう」とのことでした。なお、卵白の入ったそば湯は、初めてだったのですが、つゆを入れて飲むと美味しかったですよ。

そして、友人に勧められた今回のメイン?の『かまあげそば』ですが、真ん中の写真のように非常にシンプルなそばです。白く濁ったように見えるつゆは、そば湯なのです。いわゆる丼に入った釜揚げそばというのでしょうか。

そば湯の中にそばと海苔、ネギ、大根おろしが入っているだけででてきます。釜揚げと聞きてっきり付け汁につけて食べるものを想像していたのですが、直接つゆを自分の好みの量だけ入れて食べるのです。シンプルですが、そばの味を堪能できます。なお、お値段は、500円とリーズナブルです。

最後に営業時間ですが、11時から17時の間で、毎週日曜が定休日だそうです。日曜が休みなのは少し辛いのですが............

DATA 2002年5月
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