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横浜市みなとみらい・ワールドポーターズ5F、「Donna D'oro」
みなとみらい21地区に今年オープンした巨大ショッピングモール「ワールド・ポーターズ」。同市金沢区に一足先にオープンした「横浜ベイサイドマリーナ」に似た印象も漂うところはご愛嬌として、よりアーバンスタイルにこだわった雰囲気のする、都市型ショッピングモールと言えます。 通路は比較的広く、一見無駄にも思えるようなゆとりある空間のおかげで、買い物をバタバタと急かされることなく落ち着いて品物選びができると、女性客には好評だとか。私の率直な感想は「垢抜けたユニ@ロ」といったところでしょうか ^^。 この5Fにはご多分に漏れず、飲食店街が設置されています。こうした所の飲食というと、それほど期待できるものではない。というのが私のこれまでの思いであり、また正直な印象でした。 時計はちょうどお昼時でしたが何故か空腹感も少なく、「今食べておかないとあとのスケジュールが立たないし、と言って重い食事も・・・」ということで、ふと目に留まったイタリアンのトラットリア(レストラン)に入ることにしました。 「軽く済ませたいが、軽すぎて後でお腹がグーでも困る」ので、パスタ+何かをと思い、私の何よりの好物であるペペロンチーノと、生ハムを使ったフォカッチャをオーダーしました。 ペペロンチーノは皆さんも良くご存知の「ニンニクと鷹の爪」だけのようなパスタ。フォカッチャは、多少店ごとにスタイルが異なりますが、まぁパンに何がしかのトッピングでもしたと思って頂ければ・・・・。 さぁ、まず届けられたペペロンチーノから。正式には「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」。何でも現地での意味は「絶望のスパゲティ」だとか。なるほど、一見すると赤や白のソースがかかっているでもなく、目に入るものといえばちょっとコンガリした感じのニンニク・スライスと、同じくスライスされた鷹の爪ばかり。愛嬌がないと言われればその通りです。 でもこの店のペペロンチーノには白魚が和えられています。「魚を混ぜ込むとどうなるのかな」と、味には?を持って一口。単刀直入に言えば、白魚の存在は目隠しをしていたらわからないくらい。モノが白魚ですから、魚としての味そのものが強いものでもなく、それは逆に言えば「和える必要はどこにあるのだろう?」ともいえますが・・・・。 しかしです。このペペロンチーノ自体の出来が秀逸!。鷹の爪はその量自体は多いものの、見かけほどピリピリと辛いわけではなく、まさに適当を保っています。さらにペペロンチーノの味と言うか風味を良くするためには、隠し味としてコンソメなどを使うというテがあって、我が家でもよく家内がペペロンチーノは作ってくれますが、このコンソメを適度に効かせて、絶妙なコクを出してくれます。 この店が果たしてコンソメを使っているのか、他の何かを使っているのかは未確認ですが、得てして経験するような軽薄・淡白なものでなく、かと言ってクドクドと味付けをしたでもない、何とも美味しいペペロンチーノに仕上がっていました。 さて、そうなってくるとフォカッチャへの期待も膨らんできます。結果から申せば「美味い」。パンに生ハムを載せ、塩・胡椒しただけなのですが、そのバランスがこれまた絶品!。ハムにも塩分があるわけですから、迂闊に塩や胡椒をすると辛くて食べられたものではないのですが、恐らくは基本的に甘口の塩を使っているのだろうことと、パンとハムの間に塗られたオリーブオイルによっても塩の辛味が少しはマイルドになっていたのかも知れません。 仕上げにはアイスコーヒーをオーダーしました。これがまたまたの二重丸!。ダッチ(水出し)コーヒーのようなスッキリと、しかも旨味が凝縮されたような味に、つい頬が緩んでしまいます。 これまでもこれらのメニューを幾度となく口にしてきましたが、揃いも揃って「これはウマイ!」と思ったことはなく、ましてこうしたショッピングモールのような、しかも観光地にあって一見の客が多数を占めるであろうところで、これほどに良心的に「味」を提供してくれた店を知りません。 横浜のみなとみらいへ足を伸ばされたなら、是非お薦めします。店の名前は「Donna D'oro = ドンナ・ドーロ(どんな道路?ではありません。念のため ^^)」。 ちなみに、各ショップで販売されている商品にも、比較的良心的な価格が付けられていました。 |
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