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諏訪湖近くのこだわりのそば屋 (3)
私が店に入った時、子供(2〜3歳?)連れの先客がいたのですが、その客が帰り際、女将さんに「子供がうるさくしてすみませんでした。」と一言。すると女将さんが「子供のにぎやかなのはしかたないですよ。私だって子供を育ててきたんだからわかりますよ。だから、気にしないで、また来てくださいね。」とニッコリ。特別変わった会話じゃないのですが、最近は「お子さま連れお断り」などということを堂々と言うお店があるのも事実です。そこまで言わないまでも、心底そう言ってくれるお店って少ないのじゃないでしょうか。 じつは、この子供連れのお客さん達には、メニューにない「ざるうどん」が出ていました。そのお客さん達が帰ってから、女将さんに「メニューにないけど、うどんもやっているのですか?」と聞くと、「小さい子供さん(赤ちゃん達)は、そばよりうどんの方がいいでしょ。だから、希望を聞いて、出すこともあるんですよ。」との返事。そばのつなぎに小麦粉を入れるので、小麦粉があるからうどんを作ることは可能だと言われれればそれまでですが、こんな心配りをしているお店ってそうそうあるものじゃないと思いますがいかがでしょう。それも、誇るわけじゃなく、当たり前のようにごく自然に言われてしまうと、驚いたこちらの方が変みたいでした。 こんな光景を最初に見たものですから、居心地のいいことと幸い?他の客が少なかったので長居をしてしまいました。食べ終わってからも親父さんや女将さんとの会話が楽しいので時間を忘れてしまったというものありますが(笑)。長居をしてしまって、ご迷惑をかけた上に「特別なそば湯」をごちそうになりました。メニューにはないようですから、当たり前のように注文してはいけませんよ。どうしても飲んでみたい方は、一度聞いてみてください。作ってくださるのか、ほんの少し金額が変わるのかはわかりませんが、私はすごく気に入りました。 このお店のそば湯は、1番粉で作るそうです。そのそば湯に「香り付け」でそば焼酎をほんの少し入れてくださったそうです。香りがよくって、例えるのなら甘酒のような感じでしょうか。そば湯自体にも味があって定番化して欲しくなるようなそば湯でした。 DATA 2001年6月
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