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初心者向けのローメン
信州の麺と言えば信州蕎麦ですが、信州南部の伊那谷には隠れた名物麺「ローメン」があります。伊那市にある「萬里」というお店がその元祖で、肉屋で持て余していたマトンに日持ちのする蒸し麺を組み合わせた「肉(ロー)が入った蒸し麺(チャーメン)」がその名の由来だそうです。元祖は汁ソバですが、スープのベースが薄味でお客が勝手にテーブルにあるソースや酢をぶち込んで好みの味付けをして食べるその流儀とマトンのクセが邪魔をして、初めて食べる人の評判は今ひとつなんて話を聞きいていましたが、いつかは食べてみたいなぁと思っていました。 目的地も決めず下道をふらっとバイクを走らせて飯田に着いたある日、急にそのローメンが食べたくなって中央道で伊那まで行ってみることにしました。思いつきなのでガイドブックも何もありませんが名物だから適当に走っていれば食べられるお店もあるだろうと伊那の街を走っていると、「ローメン」ののぼりが立つお店が目に入って来ました。 信州にありながら「新潟屋」という屋号で主人が一人で切り盛りしている小さな定食屋ですが、ちゃんとメニューにはローメンとありましたので早速注文してみました。 出てきたローメンはソースで炒めた焼きソバ風でお肉もマトンではなくて豚肉。お皿の底にたっぷりと溜まっていたソースが結構美味しくて、実は2時間前に蕎麦を一枚食べた後だったのですがぺろっと食べてしまいました。ローメンが名物になってからそのバリエーションが増えたそうで、その中でも私が食べたのは初心者向けだった様です。 その後伊那市のHPの「ローメンマップ」や伊那谷のガイドブックを見ても件のお店は載っていませんでしたので、ごく普通の特徴のない「ローメン」だったようですが、お相手頂いたご主人の人柄も良くて(外見はちょっと怖い?)十分に満足出来る味でした。 今度は元祖のお店で上級者向けローメンに挑戦してみたいなと思っています(^^) |
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