12. 渋滞での対応
一般道を走る上で渋滞は避けられません。例えば、片側2車線の道で混雑が始まると、空いている車線へ移りたくなるのが人情です。しかし、1台で走っているのならいざ知らず、複数台が車線変更を頻繁に繰り返したら後ろの人ほど大変です。
例えば、先頭は「隣の車線が空いている」という理由で車線変更をしても、後方にとっては次の交差点で曲がるための斜線変更なのか、空いている車線への移動なのかがわかりません。ましてや、斜線変更を繰り返すと、後方の人ほど大変ですし、疲れてしまいます。
また、信号待ちなどで、車が停滞している横をすり抜ける場合も似たようなことが言えます。仮に先頭が信号待ちの前に出られたとしても、後方は車の横に止まらなければいけなかったり、信号が変わって車が動き出すと、後方は危険にさらされる場合もあります。
先頭は、常に自分が行う動作が、最後尾のメンバーまで安全に同じ事ができるかどうかを考えながら行動しなければいけません。渋滞時には特にこのことを忘れがちになるので注意して下さい。
13. 遅い車を追い越すとき
マスツーリングでは、基本的には高速道路を除いて追い越しはしない方がいいです。これは、渋滞の項でも書きましたが、先頭が追い越しをできたとしても、必ずしも全員が追い越しを完了できない場合が多々あるからです。
なお、写真のように高速道路ですと、追い越しを完了するまでに時間がかかってもさほど問題はありませんが、一般道ですと全車が追い越しを完了するまでに対向車が来る場合があるからです。
時として、前車が遅い車で、「先に行け」と路肩に寄ってくれる場合がありますが、そのような時には素直に好意に甘えて追い越しをしていいのですが、できることなら前車がありがとうの意味で、追い抜きざまに左手を軽く上げて挨拶をしましょう。そうすることで、追い抜かれた方も気持ちがいいし、次に同じようなケースがあってもきっとバイクに対して道を譲ってくれるでしょう。その何気ない行為が、結果として他のライダーのためにもなるので、必ず追い抜きをしたら「ありがとう」の気持ちを込めて、挨拶をするようにしましょうね。
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