7. マスツーリングでの走る順番
(2) 最後尾
このポジションも、基本的には人数が変わろうと考え方は変わりません。「ただ付いていくだけだら一番楽な場所だ!」と思われがちですが、先頭に次いで重要なポジションなので、このポジションもできるだけベテランが走る方がいいでしょう。
なぜこのポジションが重要かというと、常にグループ全体を見渡せる位置にいるわけですから、仲間の走り方を見て、疲れていないか、無理をしていないかも常に見ておく必要があります。
その際、必要に応じては、信号待ちなどで先頭にペースを落としたり、休憩を促す必要も出てくるからです。走行中は誰でも、後ろの人に気配りができないため、この最後尾のポジションの人がグループ全体の状態を把握しておかなければいけないのです。
最後尾の人は、前がどんなに遅く感じても前の人を追い抜くことは厳禁です。もし、信号のタイミングなどでグループが分断された場合、この人が順番を入れ替えてしまうと全員が追いついたのかどうかの判断も付かなくなるのです。
次の信号待ちなどで追いついた場合、手を挙げて先頭に全員が付いていることをアピールする(右写真参照)のもこの人の役目になります。
また、途中で分断され予定コースを外れた場合、修正を促すことも必要になるため可能な限りコースを知っていることも重要になってきます。
バイクの場合、車から軽視される傾向があり、前をバイクがゆっくり走っていると嫌がらせかと思えるような行為(車間距離を必要以上に詰める)を受けることがあります。ましてや、前をたくさんのバイクが走っているとなおさらに(悲しいことです)。そんな場合でも、何一つ動じないような図太い神経を要求されます。
このポジションは、「ただ付いていくだけだら一番楽な場所だ!」と、ビギナーが思いがちな場所ですが、ビギナーや小排気量の人は走らいようにした方がいいでしょう。
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