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なんよツーリング Report (26)

夢限界R 小 野

変な感じ

 この仁淀川橋東から、高知市に向かう1車線区間は、これから拡幅工事がされるらしく、2車線分の道路幅の用地が国道に平行してあった。

 GSは、1Kmも走ると出てきたので給油に入る。私は、今日の走行距離を見て、十分に無給油で帰り着ける自信があったので給油はしない。このため、VTRとKATANAが給油している間、店員に道順をしっかり聞いておいた。

 走りだして、少し走ると、2車線になり渋滞が終わった。そして、すぐに高知市に入るトンネルになった。道なりに真っ直ぐ行くと高知市街に入ってしまうので、トンネルを出たら左折するようにGSで教えられていた。トンネルの出口で信号にかかった時、標識を見れば、高知ICを知らせる案内はあったが、伊野ICを知らせる案内はここにも無かった。

 左折する。左折することは北上を意味する。この事に抵抗は無かったが、2車線の道が出てきたら、これも左折するように聞いていた。この場合の左折は、西進する事で、帰る方向とは逆向きに走ることを意味していた。また、左折して進んで行くが、まだ伊野ICの案内が出ないことが余計不安を高めていた。

 「どこかで曲がるところを間違えただろうか?」と、いよいに不安になった時、伊野ICを知らせる緑色の案内が出てきた。「あ〜っ、良かったな〜」。それにしても、開通後間がないとは言え、伊野ICへの誘導案内は最低だと思った。


落とし物

 高速道路の案内表示が出て来てからは、伊野ICにすんなりと行き着くことができた。

 この伊野ICから南国ICの2区間は、今年4月に開通したばかりで、南国ICの手前(南側)に位置する南国SAもこれに合わせて新規オープンしている。新し物好きの私は、この南国SAで休憩をしようと考えていた。

 できたての高速道路は、舗装は黒く、ラインは白く、走って気持ちがいい。交通量は、この天候のせいか行き交うクルマは少ない。片側1車線の高速道路は、交通量が少なければペースアップできるようなものだが、雨がそれを許さなかった。

 高知ICの前後の区間で高知市の町並みが見えた。久し振りに見た、都市の風景だったような気もする。それ以外のところは、街から大きく外れたところに自動車道が走っているらしく、山、山、山、しか見るものが無かった。

 「バッ!」と言う音がして、何かが飛んで行った。「荷物でも落としたのだろうか?」と、荷物を見るが大丈夫だ。「何を落したのだろう?」と訝りながら走って行くと、南国SAの案内が見えたので入っていった。
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