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| Bike de ふらっと(Touring Memorial) >> ツーリングの思い出(ツーリング記) | |
なんよツーリング Report (24)
七子峠さすがに、西四国への動脈となるR56号線は交通量が多い。短縮したコースでは、この道を高知市まで走って、新たに開通した高知自動車道の伊野ICから乗り、善通寺ICで降りる予定だ。お〜っと、その前に延ばしている昼食を取らないと。もう、体の燃料計はエンプティー近くになっていた。R56号線を東進して行くと、右手に見覚えのあるドライブインが出てきた。「何で、見覚えがあるのだろう?」と考えながら走っていて、「4年ほど前に四国カルストに行った帰りに昼食を食べた所だ」ということを思い出した。「そうだ、この先は峠になって急な下りの道が続いたなぁ」ということも思い出した。 急な峠とは「七子峠」のことで、東行きは峠に行き着くまで高度を感じないが、下りだして初めて結構高い峠であることに気付く。西行きならば、最初から急な峠だと感じることだろう。峠では、遅いクルマなどがあるとノロノロ運転を余儀なくされることが多いが、ここは要所要所が2車線区間になっており、運転手のイライラ指数が軽減されるようになっている。 峠に行き着いて下りだすと、クルマの流れは速く、濡れた路面と急な下りと急なコーナーに緊張しながら下って行った。 下ってしまうと中土佐町になった。昼食に予定している所は、この町の久礼に新しくできた「黒潮本陣」という施設だ。太平洋を一望できる温泉宿泊施設と採れ採れの魚を食べさせるのが売りだ。ただ、ここは難波さんから貰ったパンフレットで情報としては知っていたが、一度も行ったことがないので場所が分かるかが不安だった。 R56号線の短いトンネルを抜けた時、行き過ぎたことに気付いて停車する。東行きの場合は、トンネルの手前にアクセス道があるようになっていたからだ。当然、アクセス道近くになれば大きな看板が出るものと、気を付けて走ってはいたんだが・・・。 引き返してトンネルを再度くぐると、すぐに左手に道が出てきた。そして、大きな案内も。その案内に従って行くと、5分足らずで小高い岬の上にある黒潮本陣に行き着くことができた。「やれ、やれ」だ。 黒潮本陣13時15分到着。こんな雨の天気にもかかわらず駐車場は一杯で、大型バスが何台も停まっていた。後から後から、クルマが入って来る。バイクの利を活かして、入口近くの勝手口前に駐車したが、結構盛況な様子だ。何はともあれ、カッパを脱がないと何もできない。今朝着てから初めて脱ぐと、気持ちがいい。ただ、ブーツカバーを付けていたスニーカーは、どこか破れていたらしくぐっしょりと濡れていた。 「さぁ〜、早くしないとランチタイムが終わってしまう」ということで、中に入って行く。「えっ!」、中に入ると靴を履き替えるスタイルになっている。おまけに、スリッパが無い。足は、靴下までびっしょりになっていた。「困った。どうしよう?」と思ったが、空腹には勝てずこのまま上がって行くことにした。「ぺた、ぺた、ぺた」と歩く度に、濡れた足跡が黒塗りのフローリングの上につく。このため、レストランに行くのに受付で咎められないよう、一番遠い所を選んで歩いて行った。 先に上がっていた、西谷君が「レストランが終わっています」と言う。「そんなバカな。13時30分までがランチタイムのはずだ」と、レストランまで確かめに行くと、「品切れのためランチタイムは終わります」と張り紙をしていた。「そんな〜、最後にパ〜ッと豪華に昼食を食べようと、みんなで決めていたのに」。 仕方がないので、この施設の前にある平屋の「黒潮工房」の方で食べることにした。ここは、セルフサービス方式で、その分値段がリーズナブルに設定されている。食材の魚は、久礼港から揚がったばかりの物という。 高知で有名な食べ物と言うことで、「鰹のたたき」定食を食べることにした。ついでに、アジ焼きの一品も注文した。 味については、普段の食生活が貧しい西谷君が一番違いが分かったようで、コンビニの鰹のたたきと比較して「美味い、美味い」を連発していた。「振り返って見れば、今回のツーリングでの昼食はどこも恵まれていたなぁ」と満足する。 外に出て、改めて黒潮本陣を眺める。黒潮をイメージしているのかどうか、黒をモチーフとした結構大きな施設である。高さは、5階建てのビル位はあろうか。ロケーションも岬にあるため、久礼港や太平洋が一望できるようになっているので抜群だ。ただ、少し残念なのは、民営会社が経営しているため料金設定が少し割高な点だ。 体の燃料計がフルになったので、帰路の最短コースとなる伊野ICを向けて走り出した。 |
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