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なんよツーリング Report (14)

夢限界R 小 野

足摺岬

 観光客の流れに乗って、足摺展望台を目指して歩いて行く。相変わらず足の痛みは、歩きだすと痛くなる。ただ、展望台が近いのが救いだ。

 椿の木立を抜けて行くと小道は二手に別れた。左は展望台ですぐそこにある。右は灯台に行く道で300m位先には灯台がある。もうここで、ゆっくりしている時間はないので、展望台からの観光だけにとどめることにした。

 展望台の階段を団体さんに混じって登る。最上部の展望台に上がると、目一杯の太平洋と風が歓迎してくれる。生憎の曇り空で水平線が分かりにくかったが、雄大な太平洋の広さは十分に感じることができた。

 記念写真を撮ろうとするが、団体さんが広くもない展望台に波状攻撃で上がってくるのでなかなかシャッターチャンスがない。無理やり撮ったが、たぶん知らない人がたくさん写っていることだろう。目を灯台の方に転じれば、垂直の断崖の上に、緑に囲まれた白い灯台が見えた。これまで風景写真は写していないが、美しさに思わずシャッターを切った。

 来た時の小道に平行してある市営保養所?の駐車場を抜けて、バイクのところまで戻ると、ブラックバードのライダーがいたので挨拶を交わす。馴らしでここまで来たらしく、これから高松市まで帰るのだが、空模様と何時帰りつけるのかを心配している様子だった。


新しい橋

 足摺岬の出発は16時45分。日が長くなったので19時頃まではまだ明るいとは言え、うかうかしていると佐田の沈下橋が闇に沈んでしまう。そう思うと、これから先を少し急ごうと決めた。

 来た時に通った足摺スカイラインで土佐清水市まで戻る。丁度、R321号線に合流する前に薬局が見えたので湿布を買うことにした。どうやら、今日は歩き過ぎたらしく、バイクに乗った時も痛みが残るようになっていた。明日まで、この痛みを引きずりたくはなかった。

 中村市に向かってR321号線を急ぐ。計画では、時間が許せばこの途中にある「大岐の松原」を見るようにしていたが、そんな時間は無かった。しかし、この名所は国道沿いの浜であったので、小高い坂を上がる時にバックミラーでチラリと見ることができた。「これで計画どおりだ」。

 四万十川の河口に来たのであろう対岸が陸地になっていた。暫く走ると、頭上に大きな橋がかかていた。標識には地名表示と「とまろっと」という文字が見えた。とまろっとは、ケビンが沢山あるオートキャンプ場である。ここも、今回のツーリングの宿泊地の1つに考えたところだ。しかし、こんな河口に橋が架かっているなんて「地図にも載ってなかったし、知らなかったなぁ!」。
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