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なんよツーリング Report (2)

夢限界R 小 野

三原−今治ルート

 朝が早かったので、1時間45分の船旅の間に仮眠を取る予定であったが、誰も眠ろうとはしなかった。今日は、みんな早起きをしているハズなのに。

 朝日が照らす穏やかな瀬戸内海を、フェリーは滑るように進んだ。途中、島と島を結ぶ大きな斜長橋の下を通る。たぶん、多々羅大橋だったのだろう。来年はここも、最後の瀬戸大橋として三原−今治が橋で結ばれる。この次、このコースを通る時には西瀬戸大橋を渡るだろうが、西瀬戸大橋とほぼ並行するこの航路も、バイクなら瀬戸内海の多島美にかかる大橋を見ながら休憩も取れるのでいいもんだと思う。だが、橋と船は共存できるのだろうか?。


いつか来た道

 フェリーは定刻の7時45分に接岸。今治市内に入ると、結構クルマも人も慌ただしそうにしているのに驚く。「なんで?」と考えて、今日は金曜日だということに気付いた。「一緒に行けなかった居残り組みも、今頃はこうなんだろうなぁ」と、ご同情申し上げます。

 昨年計画して果たせなかったR317号線を松山に向けて走る。玉川ダム湖を過ぎた辺りから、道は上りのワインディングロードになり、水ケ峠トンネルへと続いていた。このトンネルは全長2.8キロあり、これが開通する2年前まで、R317号線はここで分断されていたのだ。

 トンネルを抜けると、今度は下りのワインディングロードになった。路肩には黄色の花のベルトが続いており、真新しい舗装と対比して眩しい。また、渓谷の新緑の木々が、綿菓子のようにモコモコしており生命力に溢れていた。
 「いい道だったなぁ」と思えるところを過ぎると、もうそこは奥道後だった。あと少しで、あの超有名な道後温泉に着けるぞ〜。


裏をかいたつもりが

 道後温泉8時50分到着。ここは、写真を写すために停まっただけだ。逆光のため、どう写そうかと考えていると、市内観光の人が写真を写してくれた。ついでに、松山港までの道を教えてもらう。混むと予想される松山市内のR56号線は避けたかったのだ。

 道順は至って簡単で、このアーケードを突っ切って道なりに真っ直ぐ進むだけだった。さすがに、商店街の中は乗っては走れないので200mほどを押して歩く。松山のいろいろな名物が、ショーウインドウの中に見えた。

 松山港もすぐに分かり、後はこの産業道路を南下すれば、やがて伊予市でR56号線に合流して双海(ふたみ)町まではすぐに行けるものと思っていた。しかし、松山空港を過ぎた辺りから道は細くなり、やがてトラック同士が対向できない道幅になってしまった。このため、ノロノロ運転を余儀なくされてしまう。こんなハズではなかったんだが・・・。
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