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「夢限界R」 ものずき三人衆 / Tボーンステーキに釣られて厳冬を走る  (3)

夢限界R 小野

ジャスト・タイミング

しばらく走ると,182号線に合流した。予定していた時刻を大分オーバーしていたので,「中井さんの方が早く着いているかも知れない」と少し焦る。

ステーキハウスは,三和町の道の駅近くと聞いていたので,三和町に入ってからは看板には気を付けて走ったのだが,とうとう見つからずじまいで道の駅に着いてしまった。仕方がないので,また西谷君を残して私が探すことにした。

走り出して500m程左手に,目的のステーキハウスの看板が見えたので入口で引返し,西谷君を呼びに戻る。「案外近かったな」と思いながら,ステーキハウスに続く道に入って行くと,ミラーに赤のRFが映った。「中井さんだ!ジャストタイミングでよく合流できたなぁ」と喜ぶ。時刻はすでに12時を回っていた。



Tボーンステーキ

ステーキハウスの「シャンカワカーン」には,すぐに着けるはずであった。
が,脇道の案内を見落としてしまいこの周辺を一回り半もする羽目になってしまった。ちょうど脇道のところに雪だまりがあって,そちらに気を取られてしまったからだ。

やっとのことで店に入る。オーダーはすでに決めていた。Tボーンステーキとチリスープ,ライス,コーヒーがセットになったカウボーイランチ(3,800円)だ。Tボーンステーキとは,T字型の骨の両側にヒレ肉とサーロイン肉が付いた2種類の味が同時に味わえるものだ。重量も450gあるが,二輪二足走行をした2人には,丁度いいくらいのボリュームだ。高速道路を使って,簡単に来た中井さんには少し多いかも知れないが,「若いんだから」とヨイショして3人とも同じものに決めた。

 まずは,ここまで無事に来れたことに感謝する乾杯で昼食が始まった。人数が少ないとは言え,いつもながらの我がクラブ「夢限界R」の昼食風景だ。前菜のスープが終わって,目当てのTボーンステーキがフライパンの中に入ったままで出てきた。「う〜ん,450gのボリュームはただものではないな」と思う。これに,塩とコショウだけで食べるのだ。このような食べ方ができるのは,おいしい肉だけであると,備北丘陵公園でバーベキューを食べる時に聞いたのを思いだした。「う〜ん,美味い!。ここまで来た甲斐があったなあ」。
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