恐怖の雪地獄、魔の箱根越え!
それは私がまだナナハン免許を取得して間もない頃のことです。どうしてもナナハンに乗りたかったので、掃除魔の友人にピカピカのナナハン(CB750FZ)を借りて、カミさんと2台で千葉県から箱根〜芦ノ湖のツーリングに行こうと相成りました。(カミサンGSX250F)
季節は確か3月頃だったと思います。天気予報も一日晴れ。絶好のツーリング日和だったように記憶しております。
しかし箱根を過ぎたあたりで小雪が舞い始め、芦ノ湖スカイラインではあっと言う間に大雪になり道路一面真っ白になってしまいました。後ろを走るカミさんは何度もコケては走り半べそ状態です。私は借り物の、しかもエンジンンのフィンまでピカピカのバイクを倒してなるものかと、両足を広げながらの必死の走行。
雪はますますひどくなり、走っているのは私とカミさんだけ。車も一台も来ません。たぶん大雪で通行止めになったのでしょう。私たちは仕方なく、芦ノ湖スカイラインの道路上にバイクを置き去りにして、歩き始めました。
2〜30分も歩いたでしょうか、後ろからBIG HORNがやってきて、私たちを拾ってくれました。そして麓の御殿場まで送ってもらいました。下山途中同じようなライダーが一人いて一緒に車に乗せてもらいました。その日は予定外でしたが、私達夫婦ともう一人のライダーと3人で旅館に泊まり一夜を過ごしました。
大雪の後は得てして天気が良いものです。次の日はとても良い天気で昨日の大雪が嘘のようです。御殿場のバイク屋で軽トラをかりて麓までおろし、走行不能になったカミさんのバイクは、バイクレッカーサービスという所にたのんで千葉県まで運んでもらいました。
日帰りツーリングのはずが、えらい出費になったのは言うまでもありません。山間部での雪はあっと言う間に積もってしまいます。小雪だから平気だろうなどと甘い考えが災いしました。
恐怖の箱根越え、お粗末様でした。
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