2003北海道一周・早周りツーリング (65)
■ 旅の締めくくり
20時間の船旅も後少しとなったとき、デッキで海を見ていると綺麗な夕日を見ることができました。9日間というと長いようですが、終わってみるとアッと言う間のことでした。
この9日間は仕事のこともすっかり忘れていて、純粋にバイクで走ることを楽しめました。ソロツーリング→マスツーリング→ソロツーリング→マスツーリングと、走るスタイルが変化に富んでいたこと。そして、最初の2日間は台風の影響で雨が降ったものの、残りの日程は快晴だったのが、楽しめた大きな要素かもしれません。
25年ぶりに訪れた北海道へ、走る続けることで「ライディング・ハイ」の状態を長く楽しめたことが嬉しかった。走っている間は、何も考えていなかったし、バイクの振動やタイヤが小石を踏むのさえ全て感じ取れ、コーナーリング時のライン取りも身体が自然にスムースなラインをトレースしてくれて、純粋にバイクに乗っていることを楽しめたように思います。
それは、北海道だからではなく、「ツーリング」そのものを楽しめたんだと思います。もちろん、信号待ちもなくひたすら走り続けることができる北海道の大地がより魅力を増幅してくれたのかもしれませんが。
沈みゆく夕日を見ていると、ガラにもなくいろいろ考えてしまいました(笑)。
■ 最後の最後でトラブル?
福井県の敦賀港に着いたときは真っ暗、後は高速道路で帰るだけ。ガソリンは、乗船前に満タンにしてあるので、法定速度を守って走ればノンストップで家まで帰るだけ。
具体的な全走行距離はこの時点では、まだ分からないけど、おそらく4000km は超えていると思う。帰ったら、またすぐにオイル、プラグ交換が待ってるけど、楽しかったからよしとしよう。そして、一晩寝たら、明日からは机の上に貯まっている書類との格闘だ! 最後まで気を引き締め帰るぞ!
と、大きなトラブルもなく順調に終わるかに見えた「北海道ツーリング」でしたが、北陸自動車道の米原ジャンクション手前から、排気音が急に大きく鳴り始めました。変だな? 何が起きた? トラブルか?、走りながらバイクのチェックを始めました。ブレーキはOK。加速は特に問題ない。エンジンブレーキも問題ない。もしかしてマフラーの連結部にトラブル?
米原ジャンクションでチケットのチェックをするため止まると、明らかに右足下からの排気音が大きいのです。「ひぇ〜、こんなところでバイクの故障か?」と悲しくなりました。
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