2003北海道一周・早周りツーリング (14)
■ 2003年6月2日午後:美瑛へ
Hさん、Jさんと分かれた後、残ったAさんと私はとりあえず美瑛へと進むことにする。美瑛に着くと、いろんな雑誌やネット上で見た写真の風景が目の前に広がる。
人気の『ケンメリの木』は、「丘陵に静かに佇む一本の木」といったイメージを描いていたが、バスが止まれる大きな駐車場があるし、周りに建物があったりでイメージとはずいぶん違う。おそらく他の木も......と、いくつか回ってみるが、やはりイメージが先行したようだ。
私は『ケンメリ』は、かろうじてオンタイムでTVのCFを見ていた世代だ。その当時のことをしっかり覚えていないが、何度か本を見てしっかり自分の中でイメージが出来上がっていただけに、これがいけなかったのだろう。
少しガッカリしたが、案内看板にとらわれず走り回った時の名も知らぬ丘の光景が印象的で、やっと「北海道へ来た!」と実感することはできた。「もし青空がバックだったら、もっと写真が映えるだろうな〜」と思いながらいくつかの丘を走り回って楽しむことにする。
何事もそうだが、イメージが先行してしまうと、そのギャップに悩まされる。しかし、何も考えずに走り回ることで、思いがけない光景に出会えることもある。道やコースにとらわれない自由な走りを楽しむツーリングは必要だろう。
もう少し時間があれば、もっと気に入った光景を見つけられたかもしれない。でも、宿題を残しておく事が悪いとは思わない。この宿題をやっつけるためまた来ればいいのだから。そう、次に来る時の言い訳(自分なりの目的)にすればいいのだから。
時間は16時前、まだ時間はある。「これからどうする?」と相談すると、Aさんは「明後日に外せない仕事があるので、明日の夜には苫小牧からフェリーに乗らないといけない。せっかくここ(北海道)まで来たのだから、もう少し走りたいし、トド原が見てみたいな。」との返事。
「じゃあ、とりあえず海(網走)を目指して走ってみますか! 宿は、何処かで考えればいいんだしね。」と、またも思いつきで目的地が決定。
目指せ、海!(相変わらず、地図の縮尺が違うことを忘れている二人)
|
|