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クシタニ『カントリージーンズ』(EXPLORER EX413)インプレッション |
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4,600kmを走り終えて 『カントリージーンズ』で特徴的だったのは、根室半島での日没頃、非常に気温が下がり、風も強く冷たかったので体感気温は0℃近くに感じた時です。革製品は風を通さないから低い気温の時に有利に思われがちですが、気温が下がると革そのものも冷たくなります。これは、冬に革手袋をはめていても指先が冷たく感じるのと同じ事ですからわかっていただけると思います。この時、ズボン下をはいていませんでしたが、革が冷たくなった感じはせず、温かいとはいいませんが、さほど寒く感じませんでした。 ただ、裾から入り込む冷たい風はさすがに防ぎきれませんでした。このような時は、裾をブーツの中に入れるといいと思います。つまり、冬に使用する時は裾をブーツの外に出し、寒く感じたら裾をブーツの中に入れるといいでしょうから、気温変化には強いと思います。 逆に暑い時ですが、裏地がポリエステルメッシュなので、ベタ付くようなことはないと思います。そして、私が感じたのは、エンジンの熱が革なので伝わりにくいということでした。私のバイクがV型エンジンということもあり、夏場の渋滞時にはデニムのジーンズでは足下がかなり熱くなりますが、この『カントリージーンズ』では熱いと感じませんでした。 そして、ライダーもバイクを降りたら歩行者ですから、観光地を回る際に気軽に、そしてフェリーでも周りに違和感ない服装として、私は重宝しました。そして、撥水加工、革の引き裂き強度などを考えると、アウトドア全般にも活躍の場はあると思います。 最後に北海道で何度か「その格好(Gパン)じゃ、まだ朝夕が寒いでしょう」と言われました。こちらから言わなければ革に見えないので、普通のジーンズに見えたのでしょう。この製品の場合は、そのさりげなさがいいとは思うのですが、逆に39,000円という価格を考えると「普通のジーンズ」に見えることが寂しく思う人もいることでしょう。 今回、この『カントリージーンズ』を北海道ツーリングで使用するきっかけになったクシタニ京都店の店長によると、「この『カントリージーンズ』は、長くはくほどに本当の良さがわかっている」とのことでした。確かに10日ほどの短い期間では本当の良さはわからなかったのもかもしれません。しかし、履き心地や撥水性、革の持つ防風、引き裂き強度に加え、クシタニの信頼性(私のブーツは、クシタニ製でおよそ5年以上、約7万キロ使用していますが縫製の解れなどの問題はない)などを考慮すると、この価格は一概に高いとは言えないと感じました。 しかし、ライダーそれぞれに予算がありますし、「革の持つステータスを相手に感じ取ってもらえない」のをどう考えるかは人それぞれです。だから、単に「革のパンツを買う」という購入動機ではなく、革の持つ性能・機能と「さり気なさ」を買うという実用面でこの製品を見ると、このスタイルの中に強さがあるのは新鮮な魅力です。 |
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| ※ 注:本文は、2003年6月時点で情報を整理したものです。 | |||||||||||||||||||
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