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エンジンの押しがけ入門

スタート前一人でやる場合をご紹介しますが、出来れば下り坂でやる方がバイクに勢いが着くのと、跨ったままでも出来るのでより確実でしょう。下り坂がない場合は、出来るだけ広く平坦な場所で行ってください。

まず最初にライダーは、バイクに跨り、メインキーをONにし、普段のエンジンスタート時と同じようにエンジンが冷えている時は、チョークを使用する。なお、ギアは、必ずセカンドかサードギヤに入れておきます。

普通はセカンドギアで行いますが、勢いがつかないと車種によっては、セカンドギアではクラッチミートの際に後輪がロックしてしまう場合もありますので、その際はサードギアで試してみてください。
スタートクラッチを握ったまま押し始めます。力のある人なら10歩も押さなくても勢いがつきますが、少なくとも飛び乗ると若干速度が落ちるので、駆け足程度の速度までは頑張って押します。
飛び乗る駆け足程度の速度に達したら、ロットルを少しだけ開き、バイクに飛び乗る。その際にお尻がシートに着いたと同時にクラッチをスパッとつなぐ(クラッチレバーを離す)。

もし飛び乗ることが出来ない場合は、いったん左サイドのステップに左足を乗せ、飛び乗り両足がステップについたら、すぐさまシートに尻餅を付くような感じで勢いよく腰を下ろし、お尻がシートに着いたと同時にクラッチをスパッとつなぐ(クラッチレバーを離す)。

この段階で、エンジンがかからない場合は、勢いが足りなかったので、再度最初からやり直すが、先ほどよりバイクに勢いがつくまではクラッチをミートしない(飛び乗らない)こと。
エンジンスタートエンジンがかかりだしたら、すぐにアクセルを開け、クラッチを切る。なお、エンジンがかかり、クラッチを握った時点からラ空ぶかしをしてエンジンが安定して回るような回転を維持することが大切。

そして、空ぶかしをしながら、バイクを停めギアをニュートラルにして、軽くアクセルを開けながら暖機運転をする。

後は、前ページと同じで、暖気終了後はしばらく走る。

なお、前ページでも書きましたが、一度バッテリーがこのような状態になった場合は、速やかに充電器により充電することが大切です。『押しがけは』あくまで、応急手段であることを忘れないでください。

以上が、押しがけのやり方です。クラッチやエンジンに負担がかかるので、あまり多くの練習をおすすめしたくありませんが、いきなり壊れることはないので、いざというときに慌てなくてもいいように一度広い場所で練習をしておくといいと思います。

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