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6月にしか見られない「幻の花(ヒマラヤの青いけし)」

鹿塩温泉

鹿塩温泉国道152号線から大池高原へ行道中にある『鹿塩(かしお)温泉』は、『化石海水』が中央構造線の亀裂からわき出ている温泉だそうです。鹿塩温泉手前の『塩の里特産品直売所』で休憩したときに「塩」が売ってあり、聞くと温泉から塩が取れるとのこと。残念ながら売り切れでサンプルしかなかったのですが、「作ってもすぐ売れてしまう」とのことでした。

南アルプスの麓で、海とはすごく離れているこの地に塩泉が湧くと聞くと「この温泉に入ってみようかな」と思うのが人情ですし、ライダーは好奇心の固まりなんですよね。そこで、『塩湯荘』という名の旅館に入ることにしました。飛び込みで駐車場にバイクを止めていたら、旅館の方がおられたので、「日帰りで入浴できますか?」とお聞きしたところ、OKの返事。

そして、少しお話をしていると、旅館入り口横の「手押しポンプ」で温泉(正式には水温が低いので温泉とはいわないでしょうが)を飲めるようになっているとのこと。旅館の方が勺で「口に含んでみますか?」と言われるままに口を付けたら、まさに『海水』と同じ味がしました。ちなみに泉質は、塩分が約2.5%だそうです。

鹿塩温泉お風呂の料金は、600円とごく一般的な料金です。特別広いとか、桧風呂、露天風呂があるわけじゃないのですが、入浴をメインに営業しているわけじゃないのでのんびりできました。

お風呂は直径2m程度でしょうか、大人3人が入ると一杯になってしまう大きさです。お湯は、やや熱めですが、それ以上に塩分の影響でしょうか、お湯に使った後、汗が止まりません。しかし、塩分を含んだ温泉とはいえ湯上がりにベタベタするようなことはありませんでした。

湯上がりにヘルメットをかぶるライダーには一番気になる『ドライヤー』は常備されてありましたし、シャンプーとボディシャンプーもありましたから思いつきで入浴しても大丈夫です。ロッカーはありませんが、昼間だと泊まり客がいないことからほとんど貸し切り状態なので、そう大きな問題にはならないでしょうし、貴重品はお願いすれば預かっていただけます。

『ヒマラヤの青いけし』が終わっても、この温泉を目的に行くのもいいと思います。国道152号線が走って楽しい道だけにね。

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※ 注:本文は、2001年6月時点で情報を整理したものです。
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