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古墳の石室の中に入ることができます
三重県鳥羽市に『答志島』という島があり、その島を訪れたときほぼ原形を止めている古墳で、『岩屋山古墳』いう遺跡なんですが、石室のなかに入ることができました。案内板によると三重県の史跡に指定されていましたが、案内板を立てに来てた地元方に案内してもらえたのはラッキーでした。 『岩屋山古墳』は、昭和44年にに三重県の文化財指定を受けたそうで、鳥羽市答志島の和具集落と答志集落を結ぶ道のほぼ中間、両集落から徒歩15分ほどの坂の上に潮音寺とゲートボール場がありますが、そこに「岩尾山古墳」と「蟹谷古墳」という案内板があります。 その案内板に従って約5分、コンクリ舗装の山道を歩いて行くとまず「蟹谷古墳」があります。こちらは盛り土がなく、地面に石室の跡が残っているだけです。ここまでは道は舗装済みで平坦、何の苦労もなく辿り着き、古墳といっても石組みの跡が残されているだけですので、軽いウォーミングアップといったところです。 この蟹谷古墳から先は一気に登山道のような雰囲気です。息を切りながら歩くこと約15分で急な登り坂は終わります。登り切るとNTTの無線用の反射板?が設置されている場所にでますが、ここからの眺めはなかなかのものです。タバコを吸う方はここで一服されては如何でしょうか?。なお、灰皿やベンチなどはありませんので吸い殻のポイ捨てはしないようにね。 鳥羽の海、島々、行き交う船を眺めながら乱れた呼吸を整えたら残りは約100mほど、更にここから先の道は平坦です。一気に駆け寄るもよし、です。行き止まりには高さ約3m、直径10mほどの盛り土がありますが、これが目指す『岩尾山古墳』です。 『岩尾山古墳』は、穴が2箇所ほど空いていますが、1つはもともとの入口、もう1つは第2次大戦中、高斜砲が設置されていた時に防空豪に利用されていたときに空けられたものだそうです。この後に空けられた穴のほうが入り易いのでこちらから入ってみると奥行き約6m、横幅約2.5m、高さ約2mほどの石室になっています。バイクガレージにちょうどいいくらいの大きさでしょうか? 壁は厚さ15cm、長さ30〜40cmほどのブロック状の石組みですが、圧巻なのが石室の天井、畳ほどもある石板が6枚も使われています。出土品が全くなく、いつ頃のものなのか判っていない古墳ですが、人力を頼りに小高い岡の上までこの石材を運ぶのは大変なことだと容易に想像がつきます。 現在、古墳の盛り土の上には木々が生い茂り、また古墳へ続く道も決して歩き易い道ではありませんが、案内板はしっかりしておりまず迷うことはないでしょう。また、訪れた当日、地元の方々が案内板を立てていたのですが、これから2〜3年かけてしっかりした遊歩道を整備し、木々も伐採するとのことです。 アクセスが容易になり、メジャーになって石室内立入り禁止になる前に是非一度訪ねられてみてはどうでしょうか。帰り道は5分ほどで下ってきました。この行き帰りの差は日頃の運動不足の賜でしょうね。 DATA 2002年2月
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