2004東北・北海道ツーリング (9)
鳥海山登山口にて
秋田県側に入ると、一気に下るわけではなく緩やかな上り下りを繰り返し、適度なコーナーが続く。平地に近いとエンジン回転のバラツキもさほど気にならないので、早く下山して次を目指そうと思っていた。すると、コーナーの先に正規(?)の登山道駐車場が見えた。
駐車場に入ると、多くの登山客の車が止まっており、やはりこの山(鳥海ブルーライン)は登山客のためのもので、景色を楽しむ道ではないようだと自分で結論づけて納得する(あきらめる)こととした。
下り坂の向こうには青い空
登山道駐車場を出て、下り始めると今までとは一転して日本海側がよく見える(下りだからというのもあるでしょう)。これこれ、この光景を期待して鳥海ブルーラインを走ったのだから、やっと本領発揮という感じでしょうか。先ほどまでの「失敗したな〜」なんて気持ちはどこかへ飛んでいってしまいました(笑)。
ガードレールの向こうには、クネクネと曲がったコーナーの数々、そして青い空と日本海。期待通りの光景が目の前に広がります。そして、右写真のまっすぐの道の先にはもう一つすばらしい光景が待っていたのです。
コーナーの路肩が駐車スペースになっていて「奈曽渓谷」と書かれた小さな看板。バイクを止めて、前方を見ると男鹿半島は少し霞んでいるものの雄大な光景が目に飛び込んできました。よく見ると、多くの風力発電鉄塔も見えますし、山の上に牧場らしきものと沼が見えます。
そして、何よりもこのガードレールの真下が凄いのです。何が凄いのかというと、深さ337mの渓谷が真下にあるのです。この光景は、バイクを止めなければ見られなかったのです。そう、バイクの調子がよければそのまま走り抜けていたでしょう。
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