HIDのメリット、デメリット
写真の結果でも分かるように、HIDを付けることの最大の魅力は『明るさ』で、光束がハロゲンランプの約2倍の明るさともいわれています。そしてバルブの熱は、ハロゲンランプの約140℃に対しHIDが100℃と低発熱なので、最近多くなってきたプラスチックレンズの寿命などの面でも取り付けることによるメリットはたくさんあります。
また、一般にはランプの寿命が長いとも言われておりますが、この部分は各メーカーによって『寿命の定義』が異なるようですが、Absoluteに問い合わせたところ、下記のような回答をいただきました。
Absoluteでは、新品時の70%の光度に達した時点で寿命と判断した場合は、ハロゲンランプの約4倍の長寿命。実際にはユーザが主観的に「暗くなったから交換しよう」と思った時点で寿命と判断されますが、実は最近までその実績がありませんでした。昨年くらいからこの統計が上がって来ましたのでご紹介します。(日本で最初にHIDが導入されている長距離トラックでの実績です)
*平均交換距離:150万km/5年 |
なお、短所としては、最初の金額が高価だということでしょうか(得られるメリットなどを判断して、各自の判断で短所にならない場合もあります)。
次に、ハロゲンと違って車種によってワンタッチで取り付けられないことがあります。これは、バイクメーカーの設計がハロゲンを対象にしているので仕方がないことだと思います。
写真を見ていただくと、バルブ後方に「バルブ駆動ユニット」がありますので、ハロゲンに三極の電源コネクタが装着された状態から後方に約50mm以上のスペースが必要となります。バイクの場合、4輪車と違ってヘッドライト部分はケースに入っていることが多いので、このスペースを確保できない場合などが出てきます。
ただし、メーカーが用意した『取り付けキット』を利用すれば、多くの車種に少ない加工で取り付けが可能になる場合があります。Vmaxの場合は、『取り付けキット』を使わないと「バルブ駆動ユニット」の部分のスペースが確保できないために取り付けができませんでした。この『取り付けキット』については、別に紹介します。 |
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