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転倒時の衝撃を軽減するグローブ


hit air グローブ モデルTバイクに乗るということは、常に転倒などの危険と表裏一体の関係にあります。バイクの性能は年々UPしますが、ライダーを守る部分については劇的な進歩はあまり期待できません。そうした中、ライダーウェアを販売するメーカーは、ライディングを妨げない範囲でいろいろな工夫をしています。ジャケット類のパットも年々軽く薄くなってきていますし、以前紹介したエアーバッグシステムも安全を追求する一つのアプローチです。

グローブも甲の部分にパッド類が多く使われるようになってきていますが、手のひらは微妙なアクセル操作を妨げないようパッドを使われることはあまりありません。あて革を多めに当てたものや薄い衝撃吸収パッドを使ったのはたくさんありますが、手のひらにパッドを装着したグローブは滅多にお目にかかりません。

そんな中、手のひらに大型の凸部(モールドケプラーパッド)を装備したグローブを入手しました。このグローブは、以前コラムで紹介した『エアーバッグシステム』の無限電光株式会社の『hit air グローブ モデルT』という商品です。

モールドケプラーパッドそのグローブですが、左写真のように手のひらにモールドケプラーパッドがついています。このパッドは、「事故、転倒時に路面にたたきつけられた際の手のひらにかかる衝撃を和らげるのと、転倒時の路面への引っかかりを無くし、滑ることで衝撃力を分散する目的で付けられている」とのことです。

安全へのアプローチをしながらも、革製のグローブとしては低価格(6,800円)ですから、気にならないはずはありません。今回、そのグローブを入手しましたので、早速ツーリングに使用して使い心地等を調べてきましたので、ご紹介したいと思います。

なお、お恥ずかしい話ですが、私は昨年転倒し、手首を骨折しました。医者の話では、「転倒時に無意識のうちに手を着いたか、あるいは転倒後何らかの力が一時的に手のひらに集中したのではないか?この部分の骨折は、手のひらに衝撃がかかって折れたものだと思われる。」とのことでした。

転倒すると私のように必ず手首にケガをするとは言えませんが、人間は、歩いていて転けそうになると無意識のうちに手を出して自分を守ろうとするのは、みなさんも分かると思います。そうした人間の本能と、バイクから跳ね飛ばされた様な状況が重なると、路面への着地時に手のひらを路面に着くことは可能性として多い思います。

このように、人間が手を着くことは本能ですから仕方ないとして、この時に以下に衝撃を和らげるか、あるいは手を着いた時に路面に引っかかり、余分な負荷をかけない事は重要だと思います。今回入手した『hit air グローブ モデルT』は、その部分にこだわったグローブだそうです。

このグローブを付けていれば、こうした転倒時には大丈夫!と保証されるものではないとしても、安全に対するアプローチとして歓迎すべきだと思います。もちろん、使い勝手が悪ければ本末転倒なので、この操作性の部分についてツーリングで検証しましたので、次のページ以降でご紹介します。


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※ 注:本文は、2002年9月時点で情報を整理したものです。
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